新月 旧暦111 奄美へ。。

八角堂

2018年12月07日 15:00

私の奄美初上陸は2010年。

世界中から13人のグランドマザーが日本に集結して祈る大きな祈りのイベントがあった。
日本の中で場所は奄美に決定したが
ちょうどその時、未曾有の大雨に襲われ洪水。。。
奄美は大きな被害を蒙り
グランドマザー達は奄美に入ることすらできず
急遽、霧島での会となった。

ところが沖縄から奄美へのフライトはキャンセルにならず
フタを開けてみたら
奄美と沖縄の人ばかりが会場に。。。

〈赤腕の世直し〉の著者 名護先生、沖縄初の女性裁判官であり瞑想家である故 稲葉やすえ先生
それに私、沖縄の祈りの方々。。。

奄美は中止、ということでガランとした会場。
自分の家も被災しながらティピの中の火を護り
この日のために半年以上も準備をして来た奄美のスタッフ達。

奄美シャーマンであるカミサマと呼ばれる方々。。。

ごくごく自然に、そこにいた人たちでグランドマザー会議奄美が執り行われた。
名護先生の赤腕の世直しの講演。
稲葉先生の基調講演は、ハーブの薬効についてで、麻の有効性についても語られ
現職裁判官が麻の可能性を語るという前代未聞の内容に
大きな岩戸開きを感じた。

アマミ舞の鶴寿賀先生も、当時は東京在住で
マザー会議本隊がいる霧島にも行けるのに
奄美!ということで飛んで来られ
先生は舞い、私は歌い。。。
全てがギリギリのところで
粛々と奄美沖縄で祈りが執り行われた。
奄美のカミサマが祈ると
ティピの中の火の流れが螺旋状に天に昇って行き
聖なる灰がキラキラと螺旋状に舞い上がった
天に届いているという実感があり
あの光景は忘れることができない。

今回の祈りの会原点は8年前のこのことだったように思えてならない。
時が経ったからこそ、人間的な事情ではなく
全てが宇宙のカムハカライであったことが理解できる。

今、縁あって鶴先生は奄美に住まわれ
今回の祈りの会を立ち上げて下さった。
それも去年私が行って、ともに今井権現で祈り
そこに沖縄の聞得大君の祠を見つけ
赤腕の世直しで語られるアマミキヨの足取り
三輪山〜九州〜奄美〜沖縄
そして 今井権現ではっきりとアマミキヨはアマミから、という
奄美古神道の一文を見つけた。


去年の今井権現で。。中央鶴寿賀先生、向かって右がカフェwaoaiのこずちゃん。彼女のパートナー潤君が8年前のファイヤーキーパーだった。


沖縄本島のシヌグと全く同じ装束と所作



聞得大君の祠


奄美〜沖縄の繋がりと赤腕の世直し

それが鶴先生の中で火種となり
今回の祈りの会の実現となった。
祈りの型示しをここから。。。奄美から。。。
ここ数年、祈りのイベントも多くなり
特定の場所に、大人数を集めての大イベントも少なくない。
古神道の師、美元先生から教わった大切なこと
祈りは禊に始まり禊に終わる。
つまり、浄化とチューニング。

大人数になるほどそこが難しい。
音楽の話で例えると分かり易い。
一人一人がいくら心込めても、気持ち良くても
みんなのチューニングがズレていると
不協和音となり、不調和を世界に放つことになる。

それぞれの日々の祈り
料理、掃除、日常。。。
そしてここぞという時は
たくさんの人が集まって大きなエネルギーを放つ必要もあるだろう。

私も今一度、祈りということを見つめ直す貴重な機会を頂いている。

ご神事では、アマノマイを奉納させていただくが
今回の奉納メンバーも面白い。

沖縄の血筋、奄美の血筋、九州の血筋。。のみ。私以外は。。
しかも九州の方は、卑弥呼の墓と呼ばれる平原古墳の発見者のお孫さんで
小さい時から古墳の中の存在とコンタクトしていたという。。
平原古墳の卑弥呼は、私が密かに
赤腕の世直しに関わっていた女性シャーマンと感じていたから。。。

祈りの根源に立ち返る
そんな会になることでしょう。
日本中から縁ある祈り人が集結して古代の時空が立ち上がることでしょう。
奄美のありのままの素の信仰、大自然に抱かれて。。。

12/9 今井権現にて 奄美より根源の祈り
午前11時より 神事、奉納
参加者は海での禊お願いいたします。
奄美入島の際には、立神岩へのご挨拶よろしくお願いいたします。

夕方より 直会

祈りの会終了後は加計呂麻島へ移動。

12/11〜12は、加計呂麻島5マイルにて 音魂瞑想会、舞、宴です!


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